LINEやメールでは愛は伝わらない!?上手なLINEの活用法

LINEやメールなど、文字を使ったコミニュケーションツールは、今や無くてはならないものですね。ですが、非常に便利ではありますが、ちょっとした落とし穴もあるのです。
LINEやメールの長所を理解して使うことがポイントです!
メラビアンの法則
たとえば電話で「明日、会えないの?」と言った場合、声のトーンや話し方から気持ちを察することができますが、LINEやメールの文字だけだと、相手を責める言葉と感じることもあります。
心理学の「メラビアンの法則」では、人が相手から受ける印象は、しぐさの表情からが55%、話し方からが38%、話の内容は7%とも言われているんです。
スタンプや顔文字などもありますが、メールで伝えられるのは、基本的に「話の内容」だけなのです。
- メラビアンの法則…コミニュケーションには、言葉・話し方(聴覚)、ボディランゲージ(視覚)の要素があるとし、その比較実験から視覚の重要性を示した心理法則のこと。
よく「人は見た目が90%」といわれるのも、まさにメラビアンの法則に当てはまります。
ツァイガルニック効果
逆に、メールだからこそ伝えられる内容もありますね。深い部分の自己開示には、メールが一役買ってくれることもあります。面と向かっては話しづらいことも、気持ちを整理しながら打ち明けるられるのはメールならではです。
また、「続きは会ったときに…」と、メールで話を完結させないことで相手の興味を引きつけることができます。こうした未完成なものに対して強く惹かれる心理「ツァイガルニック効果」を利用したテクニックです。
- ツァイガルニック効果…人は終了したものより、まだ完結していないものに強く興味を惹かれること。「続きが気になる」心理にことです。
ちなみにツァイガルニック効果はビジネスにも応用可能です。次の日にやる仕事でも、前日に会えて少しだけ手をつけると、モチベーションが高まります。やりかけた仕事は終わらせたくなるのです。
上手なLINEやメールの活用法
LINEやメールの長所を生かせば、会えなくても相手との距離を縮められれます。ただし相手の気持ちを考えたやりとりが大切です。
1,単純接触の原理
何度も合えば、お互いに親近感が強まります。実際に会えなくても、LINEやメールでやり取りすることで、同じような効果が期待できます。
2,ミラー効果
口調や動作が似た相手に対して親近感が増すことを「ミラー効果」といいます。LINEやメールでも、スタンプや記号、語尾の表現を真似ると効果的です。
3,自己開示
人は、内面の深い話をしたとき、互いの好感度上がります。目の前に相手がいないメールの方が、素直に自己開示しやすい場合もありますね。
メールにありがちなNG例
1,日記のようなメール
「今、買い物してるの」といった、日記のようなメールでは返事に困ることもあります。とくに男性は、メールは用件を伝える手段としか考えていない場合が多いのです。「あなたは何してる?」など、答えやすい質問を1つだけ入れましょう。
2,長すぎるメール
女性は感情を共有したがるため、ついメールが長くなってしまうこともあります。一方男性は、メールでは最低限のやりとりにとどめることが多く、長いメールは重たく感じることもあります。ポジティブな言葉を使った短いメールが効果的です。
まとめ
LINEやメールは誤解されやすい反面、気持ちを伝えやすいという良い面も多いようです。
コミュニケーションツールを上手に活用するテクニックも、これからは必須スキルとなりそうですね。