恋人が欲しい!!恋愛モチベーションが高まる時

幸せそうな友達を見て「私も恋人が欲しい!」と感じた事はありませんか?
実は、こうした恋愛感情は環境によってかなり左右されているんです。
今回は恋愛モチベーションが高まる心理を謎解いていきましょう。
恋人が欲しい!
私たちの心模様は、周りの影響受けて変化します。そして、恋に対するモチベーションも同様なんです。
周りの友達に恋人ができて幸せそうにしていたり、テレビは雑誌で「恋人と行きたいデートスポット」などが紹介されたりすると、「恋人が欲しい」という気持ちになることがありますね。
これは「まわりと同じでいたい」という「同調心理」が働くためなんです。
- 同調心理…「周りと同じでいたい」「周りと同じでなければならない」といった心理のこと。集団の中で個人の意見よりも周りの雰囲気に合わせて行動しようとしてることをいいます。
心理的リアクタンス
大学生を対象にした統計では、中学、高校生の時、「告白する」または「告白される」率が高かった時期は、1年のうち2月と3月だったというデータもあります。
その大きな要因が、2月と3月は別れの季節だということ。卒業やクラス替えを目前にして「もう逢えなくなる…」と感じると、私たちはそれまで以上に相手を魅力的だと判断しやすくなるのです。
これは「心理的リアクタンス」と呼ばれる心の動きです。
- 心理的リアクタンス…態度や行動の行動が脅かされたとき、その自由を取り戻そうとする心の動き。何かを失いそうになると、ついそれが惜しくなり、反動的にその対象の価値が高まること。
人は基本的に「自分は自由だ」と考えているもので、その自由が脅かされそうになると「抵抗」しようとするのです。
買い物の場面でも「あと1点!」「限定5個!」などとあおられると、無性に欲しくなってしまうことがありますね。これもまた、心理的リアクタンスなんです。
恋愛モチベーションが高まる時
恋愛感情は、いろいろな心理の影響を受けています。
恋する気持ちが高まりやすいシチュエーションはどんな時なのでしょうか?
1,友人に友達ができたとき
周りの友達に恋人ができたり、テレビや雑誌で「クリスマスは恋人と!」とあおられたりすると、「自分も…」という気になりやすいのです。
2,別れの時期が近づいたとき
もう逢えなくなるという状況になると、心理的リアクタンスによって相手をより魅力的に思い、気持ちが盛り上がりやすい。
3,新しいことを始める時
新しい環境ではドーパミンの分泌量が増え、ドキドキしやすいのです。その状況で異性に出会うと、有名な「吊り橋効果」で恋に落ちやすいそうです。
まとめ
ちなみに2月と3月という時期に告白が多いのは、どうせ離れてしまうという状況も関係しています。
告白が失敗しても合わずに済むため、心理的な負担が軽くなるようです。