足のむくみにはカーフレイズ!ふくらはぎを鍛えて血行アップ

足のむくみは女性に多く見られる症状です。
むくみに悩んでいるという女性の多くは、脚がパンパンに腫れて靴がきつくなってくることも。
足のむくみに効く筋トレをご紹介しますので、ぜひお試しください。
足がむくみやすい人の特徴
足のむくみは、時間帯や職業によって、なりやすい人と、そうでない人がいます。
ショップ店員や看護師さんなど、長時間の立ち仕事の人は、足が夕方になるにしたがいパンパンにむくんでくるケースが目立ちます。
これは、重力によって水分が足の方へと下がることで、むくみとして表れていると考えられます。
また、デスクワークの人は足に負担をかけるような事は少ないのですが、座りっぱなしのため、ふくらはぎの収縮が行われないことが原因で足にむくみが出てきます。
デスクワークの場合、できるだけ歩くように意識したり、時間を決めて足のストレッチをすることが、むくみの予防になります。
また、水分を多く取っているにもかかわらず、トイレにあまり行かないという人も足がむくみやすいようです。
汗もあまりかかないという人も、基礎代謝が低下し ていると考えられますので、筋トレで基礎代謝を上げることが大切なのです。
足のむくみと筋肉の関係
足のむくみは、血液や水分が下半身(とくに膝下)に溜まって起きる現象ですが、足だけ循環が悪くなるのには理由があります。血液などをカラダのすみずみまで循環させるためには、ポンプの役割がある心臓がとても重要な臓器になります。
ところが、心臓は血液を送り出すことはできても、吸い上げる機能はないのです。そのため、血液を心臓に戻すためには、筋肉の伸縮運動が必要になります。
なかでも「ふくらはぎ」の筋肉は、第二の心臓と呼ばれるほど血液の循環には大きな役割を担っているのです。下半身にまわった血液は、ふくらはぎを中心とした下半身の筋肉運動によって心臓に戻されるワケです。
つまり、足のむくみを解消するには、ふくらはぎの筋肉を鍛えることがポイントです。
ふくらはぎの伸縮運動がポンプの役割を持ち、血液や水分を押し上げ、むくみを起こさないようにするのです。足のむくみが気になる人の多くは運動不足によって、このふくらはぎの筋肉機能が低下していると考えられます。
つまり、足がむくみやすい人はふくらはぎの筋肉が少ない(弱い)のです。だからこそ、ふくらはぎを鍛えることが足のむくみ予防に効果的です。
足のむくみにはカーフレイズ
ふくらはぎの筋トレにはカーフレイズが最適です。カーフレイズは床に立ってカカトを上げ下げする方法や、階段などの段差を利用する方法もあります。
器具がなくても簡単にできるのでオフィスでのストレッチにも最適です。
- 壁に向かって立つ
- 壁に手を付けてバランスを取る。
- 目いっぱいカカトをあげる。
- 床にカカトがつかないギリギリまで下ろす。
- この上下運動を繰り返す
目標は30回×2~3セットです。
最初は自重で初めて、片足ずつ行ったり、ダンベルなどで徐々に負荷を上げていくのが良いでしょう。
以下の動画も、ぜひ参考にしてください。
