キャラを作って演じてしまう女ゴゴロって、、、

気になる男性が「さっぱりした性格の女性っていいよね」「家庭的な女性が好き」などと口にしたら、意識せずにはいられませんよね。
その言葉に合わせて、自分を「演じて」しまうこともあるでしょう。周りの女性からは「まーたあの子、猫かぶって…」と思われてしまうかもしれませんね。
今回はキャラを作って演じてしまう女ゴゴロを真面目に考えてみましょう。
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印象操作とは
相手の好みに合わせて自分の印象を変えることを「印象操作」といいます。
家族といる自分と、会社にいる自分が同じではないように、印象操作は、多かれ少なかれ誰もが行っていることなのです。
- 印象操作…「よく見られたい」「好かれたい」などの心理から、意識的または無意識に演技して、自分の印象を操作することです。例えば、好きな男性の前では女らしく振る舞うなどがあります。
例えば、気になる男性の前で、可愛らしく甘える女性は多くいます。度が過ぎる「ぶりっ子」は敬遠されますが、男性はプライドをくすぐられるので、悪い気はしません。
また、ある心理学者の実験によると、女性は、女性同士で食事をとる場合と、魅力的な男性と一緒に食事をする場合とでは、後者の方が食べる量が少なくなることがわかったそうです。「少食の女性の方が好まれるだろう」という思いから、無意識に食欲が抑えられたのだと考えられています。
印象操作からは、「異性に好かれるのはこんな人」「こんなキャラがウケそう」といった、ある種のステレオタイプが見て取れます。
- ステレオタイプ…固定化したイメージのこと。型にはまった行動や考え方のパターンです。たとえば「女性はおしとやかに」「男なら泣くな」など、性別による役割のステレオタイプが挙げられます。
無意識に自分をプロデュース
ある心理学者が無意識に自分のイメージを操作してしまう実験を行いました。まず、被験者女性に対し、以下の3点を伝えたうえで、知的能力を試す簡単なテストを行いました。
- 課題を行った後、ある男性と個人的に会うこと。
- その男性のプロフィールと好みのタイプ。
- 課題の結果はこの男性に見せること。
この実験の結果、次の4パターンのうち、男性Aに会う場合のみ、課題の成績が悪くなったそうです。
テスト後に会う男性 | A | B | C | D |
魅力度 | 高い | 高い | 低い | 低い |
好みの女性のタイプ | 家庭的な女性 | 野心が強い女性 | 家庭的な女性 | 野心が強い女性 |
この女性は、最も魅力的な男性Aの好みに合うように、わざと成績を悪くしたと考えらるのです。そこには「家庭的な女性が好きな男性は、高い知的能力を持つ女性を好まない」という思い込みが見てとれるのです。
また、若い男性のなかには、自分を「ワル」に見せたがる人がいます。これは「立派な男」になれないという葛藤や自信のなさの表れでもあるのです。男性は、社会的責任などについて、周囲からプレッシャーがかかりやすいことが原因と考えられるのです。
まとめ
魅力的な男性の前ではいつもと違う自分になってしまう、、、これは誰にでもあることのようですね。
ただし「ぶりっ子」は男性からも良い印象がありませんので注意しましょうね。