ジョハリの窓!!相手の心をつかむほめ方とは?

誰でもほめられれば嬉しいものです。
モテる女子も、ほめ方が上手いといわれていますが、何でもかんでもほめれば良いというものでもありません。
相手の心をガッチリ掴む、とっておきのほめ方をご紹介します。
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ジョハリの窓とは?
人は誰でも、自分について知りたいと思っています。しかし、どの「自分」を知るかによって、その時の快感や満足感は異なります。
心理学には「ジョハリの窓」と言う概念があります。誰でも、自分について知っていることもあれば、知らないこともあるでしょう。それらを4つに分類したものです。
- 開放領域…自分も他人も知っている領域のこと。
- 盲点領域…自分は知らないが、他人が知っている領域こと。
- 隠ぺい領域…自分は知っているが、他人は知らない領域のこと。
- 未知領域…自分も他人も知らない領域のこと。
このうちほめられて最も嬉しく感じるのは2番の「他人は知っているけれど、自分では気づいていない自分」について指摘された時です。
例えば、イケメンと評判で、本人にもその自覚がある場合、「かっこいいですね」とほめられても、新鮮な驚きはないでしょう。このように、自分が既に知っている情報について改めて知ることを「自己確認」といいます。
ですが、自覚していないところをほめられると、「自分にそんなところがあったんだ」という驚きが生まれます。これを「自己拡大」と呼びます。
人は「自己拡大」の喜びを与えてくれた人に対して、特別な感情を持つようになります。つまり、相手にとって「新しい一面」を発見していくことが、仲を深めるポイントとなるです。
- 自己確認…自分がすでに知っている情報を改めて知ること。
- 自己拡大…今まで知らなかった自分についての情報を初めて知ること。
喜ばれるほめ方
ほめられるというのは、とても気持ちよく、嬉しいことです。とくに心をくすぐるほめ方をするためには、いくつかのコツがあります。
1,相手が気づいていない部分をほめる
誰でも、自覚している自分もあれば、よく知らない自分もあります。新しい自分に気づかされると、大きな喜びを感じるものです。
2,行動をほめる
「やさしいね」と人格を繰り返しほめすぎると、違和感を感じたり、重荷になったりすることもあります。その都度の行動をほめると相手も素直に喜びます。
3,男性はざっくりほめる
男性は部分的にほめられるより、全体をほめられることを好む傾向があります。
4,女性は細かくほめる
女性は「キレイだね」などと全体をほめられるより、詳細をほめられることを好みます。また、誰かと比べた相対評価はNGです。
また、プライドが高い男性ほど、ほめ言葉やおだてに弱い傾向があるそうです。逆に、ほめ言葉を信じて裏切られるなど、過去にプライドを傷つけられたことのある男性は、ほめられると怒ったり、卑屈な態度をとったりすることもありますので注意しましょう。
まとめ
ジョハリの窓を使って、相手が自覚していないところをほめるのが効果的なようですね。
男性をほめるなら「かっこいい!」といったほめ方も良いのですが、一歩踏み込んで「人の見てないところでも頑張っているんだね」とか「さりげなく気遣いしてるんですね」といった、ほめ方のほうが、より効果的ということです!!