恋するココロを解明!ドキドキは恋が始まるサイン

世間では一般的には「恋をするとドキドキする」といわれますね。
普段はストイックな筋トレ女子だって、意中の異性を前にすると、脈拍や心拍数が上がり、いつもよりテンションが高い状態になったりするのでは?
もうこうなると、完全ツンデレ女子です。しかし、何故、好きな人の前では、こうも変わってしまうのでしょうか?
今回は恋が生まれる条件についてご紹介します。ぜひ、参考に!
ドキドキが恋する気持ちを作り出す?
恋をするとドキドキするのですが、実際はその逆のパターンもあるのです。
つまり、ドキドキする状況にいることで、そのドキドキを相手への好意や恋愛感情だと思い込み、恋に落ちてしまうこともあるのです。
これには、心理学者ダットンらによる、ある実験が参考になります。
まず、被験者男性に「高さ3mの固定橋」と「高さ70mの吊り橋」のいずれかを渡ってもらい、橋のうえでアンケートに答えてもらうというもの。このアンケートは女性が行い、このとき女性は男性に連絡先を渡します。
その結果、後日女性に連絡をしたのは、圧倒的に「高さ70mの吊り橋」を渡った男性だったため、”不安定な吊り橋を渡るドキドキを、恋愛感情によるドキドキと勘違いした”のだと推論したのです。
これは別名「吊り橋効果」といいます。これは、かなり有名な実験なので、ご存知の人も多いかもしれませんね。
もしかすると、あなたが好意を持っている異性も、本当は違うドキドキと誤って好きだとと思い込んでしまっているだけなのかもしれませんよ。
恋愛ホルモンが原因?
「ドキドキ+異性」という状況におかれると、恋が生まれやすくなるということは分かって頂けたと思います。
では、恋をすると私たちの心にどのような変化があるのでしょうか?
実は、異性に好意を持ったり、何かに集中しているときに脳内で分泌される恋愛ホルモンがあるのです。それが…
脳内ホルモンPEA(フェニルエチルアミン)
異性に対してドキドキしたり、妙にハイテンションになってしまうのも、すべて、このPEAが関係していているといわれています。
PEAが分泌されると以下のような変化も起こるのです。
- ポジティブになる
PEAによって独特の興奮や快感が得られるために、毎日が楽しくなったり、前向きになったりする。 - キレイになる
PEAはカラダを活性化し、食欲を抑える作用もあります。肌の状態が良くなったり、痩せやすくなったりするため「キレイになった」と指摘されることも多いのです。
恋をすると女性がキレイになるというのは、恋愛ホルモンPEAが関係していたということ。
また、PEAは恋をする以外でも分泌されるのです。
まず、チョコレートやチーズ、ワインなどの発酵食品にはPEAが含まれます。ほかにも、美しいものを目にすると、PEAが分泌されると言われているのです。
もし、意中の人がいるならば、綺麗な景色の場所に行って一緒にチョコレートを食べると、恋が上手くいく可能性が高くなるかもしれませんね!
恋の終わりは…
恋愛ホルモンPEA(フェニルエチルアミン)は、時間の経過とともに減少していくそうです。
お付き合いが始まったとして、およそ3ケ月から半年でPEAは減り始め、長くても3年から4年でPEAは一切分泌されなくなるそうです。
どんなカップルでも、PEAをずっと分泌し続けることはできないのです。
つまり3年、4年と長く付き合っているカップルは、冷静にお互いを見て、理論的にパートナーとして判断しているということなのです。人によっては“妥協”と呼ぶこともありますね。
まとめ
男性と付き合っても長続きしないという人は、脳内でPEAが分泌されなくなってしまったことが原因かもしれませんね。
また、次々と新しい男性と付き合っている人は、つねに脳内でPEAが分泌され続けているので、ますますキレイになっていくというパターンなのでしょうか?
何だかなあ~(by 阿藤快)…つか、古かった?