無意識のうちにゆがんでしまう!?カラダがゆがむ9つの生活習慣

カラダのゆがみといえば、骨盤のゆがみが気になるという女子が多いのではないでしょうか?
骨盤のゆがみの多くは、周りの筋肉(首・肩・胸・腰・股関節)が硬くなり、緊張していることなどが問題なのですが、それは毎日の生活習慣に大きく関わっているんです。
日頃の生活習慣を見直すことが、カラダのゆがみ改善に繋がります。
Contents
カラダがゆがんでしまう9つの生活習慣
脚を組んで座ったり、カバンはいつも右手で持つなど、何気なくやっている癖や生活習慣のなかにカラダがゆがんでしまうも原因があるのです。
カラダがゆがんでしまう生活習慣をチェックしてみましょう。
1,デスクワークなどの同一作業
長時間のデスクワークはゆがみの温床です。
同じ姿勢のまま、長時間作業をしていると特定の部位が緊張し、余計な負荷がかかるので筋肉や関節が固まりやすいんです。
特定の部位にゆがみが生じるのと同時に、筋肉や関節が固まると動きに制限が出てきます。それを他の部位で補おうとするため、さらに他の部位にゆがみが生じてしまいます。
ゆがみを防ぐには、こまめにカラダを動かして悪化を防ぐのが良いでしょう。また、正しい姿勢を保つにはそれなりに筋力が必要になるので、筋トレやエクササイズで普段からカラダを鍛えておくことが大切です。
2,カバンの持ち方
肩掛けカバンでもリュックでもゆがみは起こります。いつもカバンを持つ手が決まっていると言う人は要注意です。
カバンを持っていると、カバンを持つ方向ばかりにカラダの重心が偏るからです。そうすると姿勢を維持しようとカラダが働くので、カバンを持たない側の筋肉に余計な力が加わるのです。
例えば、左手にカバンを持った場合、カバンによってずれた重心を倒れないように右へと直そうと作用します。すると、カラダは自然と右側へ重心を戻そうとするので、腰や肩へのゆがみが生じることが多いのです。
また、両肩に背負うリュックサックでも、後ろに重心がずれるので、ゆがみが生じると言う点も注意が必要です。
3,利き手や利き脚
利き手や利き脚によるゆがみは多くの人に起こります。
利き手がゆがむの原因になる理由は、利き手ばかりで作業してしまうため、筋疲労の度合いが違うからです。
また脚は、効き脚と軸足とに分かれ、利き脚を動かしているときに姿勢を維持するために軸脚に負荷がわかりやすく、ゆがみが生じます。
逆側の手足で利き手足と同じ作業をやるなど、こまめに調整する必要があるでしょう。
4,片脚重心
気づけば片脚重心になっている人は要注意です。
本来、両脚に分散しているはずの体重。ところが片脚重心の場合は、どちらか一方に傾くことで、必要以上に力がかかるところと、逆に全く使わないところができるのです。
その左右差を脚、骨盤、背骨のどこかで補おうとするためにゆがみが生まれるのです。
5,スマホやパソコンの使用
スマホやパソコンは現代人に最も多いとされるゆがみの原因です。
スマホやパソコンを使っているときの姿勢を思い出してみて下さい。かなり低い位置に顔を合わせているのではないでしょうか?また、パソコンの画面に合わせて、首が前に出た姿勢になっていないでしょうか?
とくにスマホは注意したほうがいいです。ほとんどの人がスマホを手元で操作し、顔をのぞかせるようにして画面を見ていますね。
こうして姿勢が崩れ、首や肩を中心にゆがみが生じてしまいます。これは読書の時も同様ですので、理想は対象物を首の位置に合わせることなんです。まずはスマホや本の顔の前まで上げてみましょう。
6,脚や腕を組む、あぐらをかく
脚や腕を組む、あぐらをかくと、片側に偏るだけでなくカラダのねじれも生まれます。
脚や腕を組むと、どちらかが上に、どちらかが下になりますね。すると脚や腕そのものの重みや体重のかかり方に左右差が生まれゆがみが生じます。
また、あぐらの場合は後ろに重心が行きやすく、それを修正しようとするため骨盤が後傾しやすくなります。こうした姿勢では、骨盤などカラダのねじれも生じ、内臓もねじれるので、内臓機能の低下も起こりやすくなるんです。
7,横座り
横座りは、左右の重心がどちらかに傾いて側弯(そくわん)を生みやすくなります。
横座りの場合は、左右のお尻にかかる体重(座圧)が変わってしまうことにより、カラダが傾きます。
そのカラダを倒れないように保とうと座圧の軽い方にカラダが傾けられます。
その姿勢をキープしようとするので脊柱の側弯が起きやすいんです。また、座圧のかかり方が違うことから、骨盤のゆがみが起こることもあります。
8,ハイヒールを履く
不安定な靴を履くことで重心のゆがみを呼びます。
ハイヒールは本来の重心の位置が安定しないため、前か後ろに重心を持っていってしまう人が多いのです。
前に重心をもっていく人(前方重心)の場合、その代償として骨盤が後傾しやすい傾向にあります。逆に、後方に重心を保つ人(後方重心)であれば、それをかばおうとして骨盤が前傾しやすい傾向になります。
必ずしも骨盤が前傾するとは限りませんが、ハイヒールを履いてもゆがまないカラダを手に入れるには、ある程度の筋力が必要になってきます。
9,高い枕で寝る
寝姿勢はゆがみにとって大事な要素です。
枕の高さは人によって好みがありますが、高い枕で寝ると、首の自然なアーチが保てないので、首が圧迫されててがしまいゆがみにつながります。
朝、起きたときに肩や首が痛い場合は、枕がカラダに合っていないという証拠です。
また、寝ているときは寝返りを打って姿勢を変えてみることが大事。長時間同じ姿勢でいると、カラダの重さを常に同じ部分が支えていることになり、筋緊張が起こりやすい状態だからです。そのため、寝返りをうつことは非常に重要なんです。
まとめ
無意識のうちにやっているクセや生活習慣が、カラダのゆがみの原因になっているかもしれません。
カラダのゆがみ改善には、まず生活習慣を見直すことが大切ですね。