筋トレしてもカラダが変わらない!?筋肉が減る原因と改善方法

筋トレしても、なかなか理想の体型に近づかないとお嘆きの女子も多いと思います。
そこで、今回は基本に立ち返り、筋肉がつかない原因と改善方法について考えてみましょう。
筋肉が減る4つの原因
ボディメイクのためには、筋肉をつける筋トレは必須ということは解っていても、筋肉が減る原因を知らないという人がいるかもしれません。
まずは、基本に返って「筋肉が減る原因」を考えてみましょう。
1,運動不足
まず、一般的に筋肉が減る一番の原因と考えられているのが運動不足です。運動不足の状態が続くと、筋肉はみるみる落ちて、たるんだカラダになってしまいます。
最近はサルコペニアといって「加齢による筋力の低下から日常生活に影響が出る症状」が指摘されていますね。高齢者の方が転んで骨折したことがきっかけで、そのまま寝たきりになってしまったという話をよく耳にしますが、これも筋力の低下が大きく影響しているんです。
もちろん、高齢者の方ばかりではありません。30代40代の人でも筋肉量の低下は、生活習慣病に繋がっていく可能性だってあるんです。「デスクワークが中心」「移動はほとんど電車か車」「運動する時間がない」など、生活運動が極めて少ない人は注意が必要です。
ただし、運動不足というのは筋トレ女子には関係ないですよね。
2,アルコール
トレーニング後のビールは最高ですが、実はアルコールの摂取は筋肉が減る原因なんです。
アルコールには、筋肉の成長や維持にかかわる「テストステロン」というホルモンの分泌量を減らす性質があるんです。
しかも、女性は男性に比べてテストステロンの分泌量が著しく少ないのです。トレーニング後せっかく筋肉が成長しよとしている状態のときにアルコールを飲んだら台無しです。
また、アルコールは「コルチゾール」というストレスホルモンも分泌することが解っています。コルチゾールは筋肉を分解する作用があるので、さらに筋肉量の低下を招くといわけなんです。
3,タンパク質不足
タンパク質不足も筋肉が減る原因です。
タンパク質は、筋肉はもちろん肌、髪の毛、爪、などカラダをつくる栄養素です。タンパク質が不足すれば、カラダをつくる材料が減るわけですから、当然、筋肉量も減ってしまいます。
「毎日、お肉を食べているから大丈夫!」という人でも、しっかりとバランスの摂れた食事をしないと、タンパク質は不足しがちになります。とくに外食やコンビニ弁当では、糖質や脂質ばかりが増えるので、筋肉よりも体脂肪のほうが増えてしまうかもしれませんね。
4,ストレス
実はストレスも筋肉が減る原因のひとつなんです。
それには「コルチゾール」という副腎皮質ホルモンが関係しています。不規則な生活が続きストレスが溜まってくると、副腎皮質からコルチゾールが多く分泌されます。
そして、コルチゾールが多く分泌されると、筋肉は分解されてしまいます。不規則な生活や人間関係でストレスを感じる環境は、筋肉が減りやすいと言えるんです。
食生活を改善する
筋肉をつけるには「筋トレ」が一番です。それは間違いありません!
しかし、筋トレしてもなかなか理想のカラダに近づかないというときは、まずは「食生活」から見直してみてはどうでしょうか?
どんな人でも、食事は必ずしますね。例えば、週2回のペースで筋トレをしたとすれば1か月で8回です。でも1日3回の食事なら1か月で90回です。どちらを優先すれば良いかは一目瞭然!
食事のポイントはタンパク質を多く摂取することです。
トレーニング成果をより効果的にするには、タンパク質を多く摂取することです。なぜなら、人間の身体のほとんどは、タンパク質から作られているからです。つまり、タンパク質は身体を作る材料のような存在なのです。
厚生労働省が定めている成人女性の1日のタンパク質必要量は平均40gですが、ボディメイクの視点からみた推奨量は「体重×1,2~2,0g」といわれています。
つまり、体重50kgの場合、60~100g分のタンパク質を摂取する必要があるということです。
例えば、肉・魚100gあたりのタンパク質量は約20g。必要なタンパク質摂取量に当てはめてみると、毎日300~500gは食べないといけません!
しかし、食事のみでタンパク質を摂取するとなると、一緒に脂質や糖質も増えてしまうので、体脂肪も増えやすくなってまうので注意が必要なんです。
プロテインがオススメ!
ボディメイクのためにタンパク質の摂取を増やすには、今の食生活を変えなければなりません。そのひとつが食事回数ですね。
1回に多くのタンパク質を摂取するのは難しいので、1日に4~5食と小分けにして摂る方法が一般的ですが、オフィスのデスクで食事時間以外にいきなり食べだすのはちょっと考えものですね。
そんなときは、やはり手軽なプロテインがオススメ!
水とシェイカーさえあれば、オフィスでもどこでも簡単にタンパク質を摂取できます。水筒やタンブラーに入れて持ち歩くことだってできます。しかも、あっという間にタンパク質が補給できますね。
また、プロテインと肉や魚といった食品と比べると、コストを抑えられる場合もありますよ。
まとめ
いかがでしょうか?
筋トレしてもなかなか理想のカラダになれないという人は、お酒やストレスなど筋肉が減ってしまう習慣を見直し、タンパク質を多く摂取するように食事を改善してみるのことが良いようです。
現在の生活習慣と食生活を見直してみましょう!