話題の成分「ビオチン」って何?アトピー、肌荒れ、白髪・薄毛、二枚爪に効果的!!

ビオチンにはアトピー、肌荒れ、白髪、薄毛、二枚爪を改善する効果があるとされる成分です。
日本ではあまり馴染みのない成分ですが、アトピーの人はビオチンが不足しているからとも言われています。
話題の成分ビオチンをご紹介します。
Contents
ビオチンとは?
ビオチンはビタミンB7やビタミンHとも呼ばれ、ビタミンB群に分類される水溶性のビタミンです。レバーや卵黄、しいたけ、マイタケ、ピーナッツ、ししゃもやアサリなど、様々な食品に含まれています。
血液中のビオチン濃度が低下すると、次のような症状が現れるとされています。
- アトピー
- 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
- 肌が荒れる
- 爪が割れやすくなる
- 二枚爪になる
- 抜け毛、薄毛が進行する
- 白髪が増える
- 髪がパサつく
- まつげが細くなる、抜けやすくなる
毎日ビオチンを摂取することで、ビオチンの血中濃度が高まり、アトピーや掌蹠膿疱症に効果を発揮します。また、ビオチンは髪、爪、まつげ、肌にも欠かせない成分です。
そのため、白髪や薄毛、肌荒れ、割れやすい爪、細くて抜けやすいまつげでお悩みの方におすすめです。
ビオチンの効果を引き出す3つのポイント
ビオチンの効果を引き出す3つのポイントを見てみましょう。
1.ビオチンの働きを高める成分を一緒に摂取する
ビオチンはアトピー性皮膚炎の原因物質の排出を促進し、炎症を抑え抜け毛や白髪を抑制する効果が期待できる成分として注目を集めています。しかし、アトピーや掌蹠膿疱症はビオチンを摂取するだけでは完治は難しいとも言われています。
そのため、ビタミンCやビタミンB-6、セレンなど、ビオチンの効果を最大限に引き出す成分を一緒に摂取する必要があります。
ビオチンをこれらの成分と一緒に継続的に摂取することで、体内のビオチン濃度が徐々に回復し、日常生活にほとんど支障がない程度までアトピーや掌蹠膿疱症の改善に期待ができます。
2.ビオチンを大量消費する原因を減らす
以下のような生活習慣がある方は無意識にビオチンを大量消費しています。
- タバコを吸っている
- お酒を習慣的に飲む
- 食べ過ぎ
- 抗生物質を飲んでいる
- ストレスを感じている
- 便秘など胃腸の調子が悪い
- 生卵をよく食べる
ビオチンはタンパク質と結合して体内に取り込まれます。お酒に含まれる「アルコール」、タバコの「ニコチン」を分解する際、大量のビオチンが消費されます。
また、卵白に含まれる「アビジン」という成分は、生で食べることによってビオチンと結合し、ビオチンを体外へ排出してしまいます。
3.腸内環境を整える
悪玉菌の過剰繁殖や、便秘、ストレス、食べ過ぎ、コーヒー、避妊用ピル、睡眠薬などで腸内の活動が滞ると、ビオチンを生み出す腸内細菌の数が足りなくなり、ビオチン不足に陥ってしまいます。
日頃から腸内環境を良くしておくことが体内のビオチン濃度を高めるために非常に重要なポイントです。そのためには、日々発酵食品など乳酸菌とビフィズス菌さらに食物繊維を摂取するようにしましょう。
日本ではビオチンのサプリメントはない?
残念ながら日本ではビオチンをサプリメントに添加することは認められていません。
そのため、ビオチンを多く含む食べ物から摂取するか、もしくは海外からサプリメントを購入してビオチンを摂取する方法しかありません。
とはいえ、いまではAmazonなどでも気軽に海外からビオチンのサプリメントを購入できるので、 円形脱毛症や脂漏性皮膚炎、二枚爪が気になる方は、ぜひ、ビオチンを試してみてください。
