筋トレとランニングの関係!走れば走るほど筋肉は細くなる?

学生時代の部活で、”走り込み”こそトレーニングの基本!
と教えられた人も多いのではないでしょうか?
その結果、ランニングは筋トレ効果を上げて、
ダイエットにも最適という思い込みが広まっていますね。
しかし、真実は全く違うのです!
多くの人が信じ込んでいる”走る”ことは、決して万能なトレーニングではありません。
今回は筋トレとランニングの関係について、ご紹介します。
走れば走るほど筋肉は弱くなる?
長い距離を走れば走るほど筋肉は痩せて細くなっていきます。
つまり、筋肉を強くする筋トレとランニングは対極に ある とも言えます。
それを理解したうえで、
筋トレとランニングを使い分けないと、せっかくの筋トレも効果が表れません。
ただし、短距離のダッシュなら筋力アップします。
それは、マラソンランナーとスプリンターの体つきを見れば一目瞭然!
マラソンランナーがガリガリなのに対して、スプリンターは筋肉モリモリです。
これは、人間に備わっている環境適応能力によって、
与えられた環境に適したカラダに変化した結果と言えるでしょう。
つまり、長距離を走るには、持久力が必要なので持久力はアップしますが、
瞬発的な力を発揮する太い筋肉は必要ありませんので、
走れば走るほど筋肉は落ちてしまうのです。
筋トレで筋肉をつけたい人は 、
ラン ニングは必要最低限に抑えたほうが良いでしょう。
ダイエットならランニング?
ならば、ダイエットで体重を落としたい時は、
ランニングが最適と考える人がいるかもしれません。
確かに、体脂肪の多い人が脂肪を落とすには、
筋トレと有酸素運動を組み合わせた方が効果が出るでしょう。
ただし!!!
筋肉の低下は、見た目の老化に繋がるということも覚えておいてください。
その証拠に、痩せたけど一気に老け顔になった芸能人の人って多くないですか?
最近だと、押切もえさん、高橋みなみさん、真鍋かおりさん…などなど
これはダイエットで脂肪と一緒に筋肉も落ちてしまったことが原因です。
とくに、食事制限だけのダイエットをした人のに多く見られる傾向ですね。
このように筋肉の低下は見た目の年齢を老けさせます。
また、筋肉は顔やカラダの”たるみ”にも影響します。
筋肉が減ったことで、それまで支えていた脂肪が垂れ下がってくるのが”たるみ”の原因なのです。
ボディメイクには筋トレ!
最近のランニングブームから、女性ランナーもますます増えているようです。
その大半の方は、走ることはダイエットにも健康にもいい!と、考えているかもしれません。
しかし、女性らしいスタイルを目指すのなら、筋トレ以上に効果的な運動はありません。
女性なら誰もが憧れるグラマラスなカーヴィーボディも、筋肉がつくっています。
筋肉があるからこそ、あのダイナマイトバディを維持できているんです。
逆に言えば、筋肉がないとタダのデブになってしまいますね。
また、筋トレをやらないで、ひたすら走っていれば、
筋肉が減るので、体脂肪が増えやすい体質になることを覚えおきましょう。
まとめ
ランニングで汗をかけば、心もカラダもスッキリしますが、
走れば走るほど筋肉は痩せて細くなってしまうのです。
それを理 解したうえで、心肺機能や持久力向上のために、
筋トレと併用してジョギングをするべきです。
脂肪燃焼なら筋トレの後にランニング、
筋肉量をメインにするならランニングの後に筋トレなどの工夫が必要です。