骨盤とゆがみの関係!ポッコリお腹や猫背の原因は骨盤です。

骨盤のゆがみを気にする女性は少なくありません。骨盤のゆがみが猫背やポッコリ下腹の原因になって場合があるからです。
今回は骨盤のゆがみの関係をご紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。
骨盤のゆがみ
骨盤のゆがみを気にする女性が多いのは、骨盤がカラダの姿勢にとって大きな役割を果たしていることや骨盤に関係する筋肉やその周りの筋肉が過度に緊張して、本来の力を発揮できないこと。また、その緊張が神経を圧迫して痛みが出たり、血液循環にも影響するなどがあげられます。
そもそも骨盤はひとつの骨ではなく、寛骨、仙骨、尾骨の3つからできています。寛骨も、もともとは1つではなく、腸骨、座骨、恥骨の3つの骨が10代のうちにくっついて寛骨になるのです。
複雑な骨からなる骨盤のゆがみは周りの筋肉の緊張やゆるみによって傾いてしまうことが多いのです。
悪い姿勢や偏った動きにより骨盤周辺の筋肉のバランスが崩れ、骨盤の位置を正常に保てなくなってしまうんです。
また、運動不足や筋力不足だと傾きやすくなるし、骨も弱くなります。そのため、日ごろから正しい姿勢の意識と正しいエクササイズなどが大切なんです。
【骨盤の動き】
- 腰を丸める動きを骨盤の後傾。
- 腰を反らせる動きのことを骨盤の前傾。
- 左右の一方が上がることを骨盤の挙上。
- 一方が下がることを骨盤の下制。
- 左右に回ることを骨盤の回旋。
骨盤に関わる筋肉は30もあります。そのうち股関節には23の筋肉が関与しているんです。そのため、いろいろな動きを行い、筋肉のコンディションを整えることが、ゆがみ防止にもつながります。
骨盤のゆがみと悪い姿勢
骨盤は立っている時も重要ですが、座っているときも、姿勢によってはゆがみの温床になります。
スマホを太ももの上で持ち、猫背姿勢になって座ってる人を電車などでよく見かけますが、シートに浅く座り背中だけを背もたれにをつけた、だらっとした座り方をしていますね。これは仙骨で座っている状態です。この姿勢を長く続けると腰痛や股関節痛の原因になります。
座るときの正しい姿勢はシートに深く座り、坐骨で座ることです。坐骨という名の通り、骨盤を立てるように座ると自然と背すじも伸びるので、ゆがみ防止につながります。
ゆがみは連鎖する
カラダはたくさんの筋肉が骨を支えて骨格を形成しています。そのため、1カ所の筋肉がこっていたり衰えていると、その筋肉が支えられない分を他の部位が補おうとするので、無理が生じます。
これがゆがみになるわけですが、そのゆがんでいる状態を放置すると、さらに他の部位で補おうとするのです。つまり、ゆがみはカラダの中で連鎖するのです。
だから、骨盤などゆがみが気になる部分だけでなく、全身をチェックしエクササイズやストレッチでリセットするのが望ましいのです。
骨盤ストレッチ
体幹はカラダのコアであり、生活面でもスポーツ活動においても重要な働きをしますね。
その軸となっているのが骨盤ですが、実は30もの筋肉が関与しており、日常生活やスポーツ活動により筋肉の緊張と弛緩が起こり、正常な位置を維持することができなくなります。
骨盤のストレッチで、骨盤に荷重をかけることで安定した位置に戻すことができ、さらにその状態でエクササイズを行うことで周りの筋肉群の調整がしやすくなります。
巷には様々な骨盤矯正器具も発売されていますが、身近にあるタオルを丸めて骨盤の下に入れることでも骨盤ストレッチは可能です。
また、アスカ鍼灸治療院の福辻鋭記先生の骨盤ストレッチの方法も、ぜひ参考にしてみてください。
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まとめ
骨盤のゆがみを矯正することが、カラダ全体のゆがみも正していくうえで大切のようですね。
ポッコリお腹や猫背が気になる人は、ぜひ、骨盤のゆがみを治してきましょう!
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